ぜんまい仕掛け/yatuka
 
全ての 言葉が 憎かった
人を殺すものは ただひとつ
信じようとすらしない 心という
扱いきれない 玩具だった

私は太陽のもとに いたい
海が 干上がる 日を願う
降り注ぐ 全てを 憎しみと呼び
諦め 消し去り 忘れられたい

若く 醜いものは 言った
美しい お前達 救いだけは
少なく 飢えた 狼のものだ
私のような 私達の ためにある

悲しさを失い 望みという望みを知らず
壊れた ぜんまい仕掛けの 神々を
直してやった手は 誰のもの
人間が 人間を愛するために 祈る
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