詩の日めくり 二〇二一年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
き寄せる。「娘」の主人公は、土着の生き物で、地球人である第1話の主人公の話をよく聞いていたので、他の娘たちよりも賢くて、頑丈な殻をつくることに専念していたので、まだ殻の弱い他の娘たちが動く生き物に殻を破られて肉を食われても、自分は罠を仕掛けて、動く生き物を逆に自分の胃で消化してしまう。


二〇二一年六月十九日 「父」



@0fyxSrAwl2tBd6C 日本文学は古典も近代も、有名なものしか読んでいません。現代文学は1990年以降に書かれたものに関しては、送っていただいたもの以外、読んでいません。翻訳に大いに影響されています。ちなみに、日本でいちばん文章が上手なのは、原 民喜だ
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