詩の日めくり 二〇二一年六月一日─三十一日/田中宏輔
とても嬉しがった。ふたりの少年が嬉しがったのは、パイロットが地球では、人間が機械を支配しているからだと言っていたことが嘘だと思って、パイロットも地球から来たのではないと思ったからである。ウルトラセブンの話に似たものがあったと思う。人間そっくりのロボットたちに支配されている人間たちがいる惑星の話。気になったので、ググった。「ウルトラセブン 人間がロボットに支配されている」というワードを打ち込んだら出てきた。ウルトラセブン・第43話『第四惑星の悪夢』だった。人間がロボットに支配されている悪夢のような惑星の話だった。
ぼくの全行引用詩について語ってくださっているところ。
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