いつか、虫になる/
秋葉竹
風船が粉々に割れる、なにが終わる?
落下した天使が楽しそうに、踊ってる
よみがえるのは針で嘘を刺された夜明け
暮らしのような諦めた笑顔、無口な人
夕まぐれ、だいだい色の温かさと手をつなぐ
いつか、虫になるのは決まってる
だから射し込む光がある意味、無残な
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