死≒体/あらい
 
後半のリストを引用する、
 思いは、
  勾配を。(ぱっと「はなして。」)

    三日月珈琲ショップで
           さじを翳す。
    たびかさなる落ち葉と斑点が腑に 

落ちる用紙に終りを
/飾った
/グラビアには成功率を

         〈偽装するよな眼鏡越し、
              不快指数を打ち水した〉

  それで奇麗に帳消しする帰路を、辿った
  てのひらを頬にあてた水滴が とっくに
     空になった美声で、手放す
   『眼の前ではため息めいた名刺交換』

微量に蝕まれた先の灯で潤んでいた
      &解きほぐ
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