GAUZE&lace/あらい
銀狐の純血に舌を這わせ麻痺しかかる共通点がよだつ
彼女の、港内は失敗を波止場から目を細める
不都合に、小分けにした終点を迎える後先も黒塗りに甘える
廃止された門扉に裸体がぶら下がる。
消毒剤を流布するような、ニンゲンではない、
(完全な顔立ちに秘密とは傷めた手応えを)
ラヂヲ街には一年中虹が現れ活気づいた
二人分の豪華絢爛
『所持金と/憎まれ口と/小さな失敗を/やさしくてほろ苦い仕事場から』
敷き詰めている。染め替えるような渋滞予測、明日の風が降ってきた症候群
悲哀のむくみ、泡沫候補、あてのな
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