国立国会図書館の『個人向けデジタル化資料送信サービス』/藤原 実
 
めて、そういうエリートの恥知らずな嘘がわれわれを傷つける、という点では同じであるといった趣旨のブログまであり、これが世に言う「アベガー」かと目を見張り、今更ながら安倍元総理を気の毒に思うのでした。


佐藤氏の文章は持論のロマン主義と古典主義の対立構造を前提とした、大所高所からのご意見。
「つまり作品を完全なものへ成熟させることが問題である。作品の価値を個性や独創性において見るのは、ロマン主義的伝統をひくものであって、古典主義の価値観ではない」
佐藤氏の書かれるものは、古典から現代までを見据えた長大な射程距離の視点と教養によるものなので、私のようなマイナーな人間にはついていくのが難しいの
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