夜を越えて/マークアーモンド
夜を越えてぼくらは生きてきた
いくつもの世界をたずさえながら
時を言葉に変換してやっと生きてきた
ぼくの笹舟は銀河のどのあたりまでゆくのでしょう
ぼくは僕であることが面倒くさくなって
あるいは他者であることもできなくて
ただ自分であるのです
時々でよいから僕を思い出してくれたまえ
どうしようもない男だったと
とにかく食べようぜベイビー
大衆食堂でてんこ盛りをたのもうよ
経済は国に任せてとりあえず食べようぜ
教育は国に任せられないのだが
子供はすでにかってに遊弋しているし
今日は詩人の夜です
星が降るように言葉が訪れると良いのですが
たく
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