音の無い真昼/
 



 
君の声が聞こえる
君が俺を笑いながら呼ぶ声が聞こえる



   俺は君に伝えたいことがたくさんあって

   俺は君に聞くべきことがたくさんあって

   俺は君に言うべきことがたくさんあって

   俺は君に伝えなきゃいけないことが
   ひとつだけあって



だけど
君が俺を笑いながら呼ぶから
君が俺を呼ぶ声以外
俺のそんな取るに足らないこと
全部、どうだってよくて


だから俺は
君の声にただ耳を傾けて
音の無い真昼を
君の声と共にまどろむ










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