詩の日めくり 二〇二〇年八月一日─三十一日/田中宏輔
、その幼児吸血鬼の祖父にやられるって話。
二〇二〇年八月二十一日 「幽霊世」
きょうから寝るまえの読書は、ホラー・アンソロジー『幽霊世界』目次を見たら、これまた、ひとつも物語を憶えていない。どだろ。おもしろいかな。 https://pic.twitter.com/NWv9hCV6x4
1作目は、キャスリン・プタセクの「来る夜も来る夜も」毎晩死んだ父親が家に戻ってくるという話だ。さいごに死んだ父親は自分自身だと明言するところで終わる。ぜんぜん怖い話ではなかった。
2作目は、ゲイリー・ブランドナーの「負け犬の徴」幽霊が主催するパーティーにやってきた男が、さいごにそ
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