詩の日めくり 二〇二〇年八月一日─三十一日/田中宏輔
ルの「シャデク」大ほら吹きの俳優の物語。さいごに、身長まで偽っていたことがわかる。
16作目は、J・N・ウィリアムスンの「ワードソング」姿を現さない、また編集者以外に作品を読ませない天才作家の話だ。
17作目は、ジョー・R・ランズデールの「大きな岩のある海辺で」わずか7ページの作品だが、ほのめかしの手法が効果的な、佳作だった。
18作目は、チャールズ・R・ソーンダーズの「フェチットを越えた男」息子に殺されると思い込んだ療養所に入っている老俳優の話。
19作目は、デニス・エチスンの「あなたに似たひと」男女もの。ホラー要素がほとんどない。つまらなかった。
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