詩の日めくり 二〇二〇年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
のであることがわかる。


二〇二〇年八月三日 「死の舞踏」


 マーヴィン・ピークの短篇集『死の舞踏』が Amazon でいくらくらいするのか見たら、9800円だった。W・H・ホジスンの『夜の声』は2493円だった。ジェラルド・カーシュの『壜の中の手記』はまだ新品で出ていて607円だった。古書で247円だった。よい本は、絶版にしてほしくないな。


二〇二〇年八月四日 「別天地館」


 さいごの6つ目は、ウィリアム・ピーター・ブラッティの「別天地館(エルスウエア)」本文273ページから459ページまで、この短篇集のおよそ半分の長さのものだ。さすが『エクソシスト』
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