啓示への反潮流/ティナ
 

         こ の 手 で
     血はながれている
     穢れなき証として 刻む

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参考;啓示(ヨハネの黙示録)
*第六章 四節
すると今度は赤い馬が出てきた。そして、それに乗ってい
る者は人々が互いに殺しあうようになるために、地上から
平和を奪い取られることを許され、また、大きな剣が与え
られた。
*第六章 七節
子羊が第四の封印を解いた時、第四の生き物が「きたれ」
という声を、わたしは聞いた。そこで見てみると、見よ、青
白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は「死」
と言い、それに黄泉が従っていた。
*第六章 五節
また、第三の封印を解いた時、第三の生き物が「きたれ」
というのを私は聞いた。そこで見ていると、見よ、黒い馬が
出てきた。そして、それに乗っている者は、はかりを持って
いた。

補足;1997年に現代詩フォーラムに掲載。
    一部変えて、注釈つけました。
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