詩はどこにあるのだろうか/山人
詩が書きたいのに書けないという病に陥ることがある。しかし、締め切りがあるわけでもなく、誰も私の詩を待っていてくれる者など居ないし、金銭的価値もないだろう。
私にとって詩とは何だったのか、と考えると、日記のようなものだと思うのである。つまり、あんな時期に書いた詩がこれだ。というような。
かつて、文学極道というサイトがあり、はじめて投稿したのは二〇一一暮れごろであったであろうか。とても恐ろしいところで、罵倒耐性がないと投稿できないというようなキャッチフレーズであったが、怖いもの見たさでびくびく投稿を開始したのである。途中投稿をやめた時期もあったが、ほぼこのサイトが終わるまで投稿を続けたのであ
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