夢の微笑み/秋葉竹
どこにでも隠れている
やさしいけどさみしい希望たちに
かけてもらえる声を
聴きたくて
好きになることは
ダメになることじゃないって
けれどもウソつきな小鳥は
鳥かごからいつのまにか
逃げだしていたんだ
(真っ白な煙が天高く昇るのは………みてないし
(天使になったとかいう嘘は………ききたくないんだ
僕の好きな微笑み
あのね
ほんとうにただ逢いたいんだ
そしていっしょに笑う
なんて
ほんとうなんだよ?
勘違いじゃなくて
思い込みでもいいけど
ただただ本気で叶えたい
朝はやくに
起きる直前までみている
創られた
七色の
幻想みたいな………夢の微笑み………
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