自由律俳句 2022.02.20(日)/田中恭平
けさも寒さのベランダに出ては雨かよ
つかれ残る身 ごろんと横になる
整えてゆく呼吸 吐き切っては吸う
雨の重たさ腰は大丈夫
ごめんね、ばかり言う妻を心底愛する
くすりが巡る じっとしている
純粋なこころは力溢れる 本当か
魂とは大袈裟に 魂は書き散らす、をのぞみ
七時となってやっと頭がスッキリした
怒ることはなくなってお茶注いでいただく
朝からチョコレート食べてとけてゆく
頭クサクサすることのコーヒーもう一杯
炬燵のなかで朝シャワーするか考える
想念あふれ、ろ過して一句成す春の朝
梅の花にさえずりとは春だなぁ
きれいになりたくて自由律俳句書く
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