耳鳴りがやまない、風が五月蝿い/
秋葉竹
風の音
うまれて初めて聴いたのは
詩想に溺れて泣きそうな夜
真夏の夜
新しいほど遠くなる
ような言葉を花火と喩えた
ふるさとに
今尚住んでるヤツの眼も
心が砥げればまっすぐみられる
春の夢
むかしばなしの色恋の
カオスをふくめて初恋レモンさ
きみのゆく
桜の道の春の闇
しがらみ抱えて夜泣く黒猫
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