自由律俳句 2022.01.23(日) 夕べ/田中恭平
 
午後四時に弁当食べようか悩む

久しく雑味ない煙草喫っている

雪でなくつかれの積もる休日で

いやな夢を今頃おもいだす

ゴミ箱がいっぱいになっている冬の夕

ポテトチップス食べて安心している

妻の歌にゆるされて天井ながめて

なにも間違っていないと信じようとする

じぶんじしんに帰り他人はやはり他人

明日のしごとに備えておやすみなさい

 
 
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