装填の廉/あらい
 
て ふらだんす
ナナメもようの啓示道者で義肢案してるわ

何手提案
ちちに吸い付くおしゃヴりが嫉んで廉を殺ったのか

なんて看板に偽りあり 引兄は右間借りの 癖に
たったいちど薬指で 痛ぶる才に 被逆の畏れ、
イトオシイヒ。旧版に、花れを 長めてたのに。
 
じくじくと、しくしくと、痛むばっかりのじんせい
(、滄浪め)白線の内側にただただ 留まればいい
ただ幇助するようにふりやまぬ メモアワセナイ
誰も噛み合わないから その目に見つめられるだけで

もえのこりの、残滓。
ながいきせつに零した。余塵
カレイドスコープに巻き込んだ 右手を旋回、せし

蒼天を霜にみるとき 展の下がぼやけている
凪いているのか、泣いているのか、なんて にぎやかな
溶け始めた川面への耀き 及び舌びたり 乾いている

いずれ朽ちるだけのブリキの装飾であればいい
ねえ君のことだと黙って戸棚におやすみなさい
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