生きてた/
いぬぐす
あのとき 君の沈黙が僕を罪に誘った
沈黙と沈黙の間の拒絶だけが君と繋がっていられた瞬間
瞬間を永遠にしようとした僕は愚かだった
いま 君の言葉を聞いた
あれだけ恋い焦がれていたのは 君の言葉だったから
言葉は生きているのに僕の姿を映さない
永遠の沈黙が続く罰
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