畳み込む/
あらい
を続ける。
ことに意味があるのか。これは 真実にあって、
本当からかけ離れた、野ざらしのわたしたち。
文机のポケットをいじっても小綺麗に湿られていて、
そのひとつを僕は手にとって 眺めては見た、
記憶を映し出す脳裏は、五月雨て、もう遡ろうとも過去に仕舞えない。
これはすべて焼き増され捏造し尽くした、春のあと
そんなものだと羽ばたいては見たが 取るに足らない
ゆめゆめ とも いったい
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