詩の日めくり 二〇一八年十一月一日─三十一日/田中宏輔
 


二〇一八年十一月七日 「フレドリック・ブラウン」


 手近の本棚に、なにがあるのか(昨年、多数、ひとに譲ったので、なにが残っているのか正確には知らないのだ)見ていると、フレドリック・ブラウン編のSFアンソロジー、『SFカーニバル』があったので、なつかしくて、つい読み始めたのだった。まださいしょのものだが、読んだことだけは憶えていた。

 いま読んでる短篇、38ページだ。あと7ページで読み終わる。結末は憶えていない。けれど、雰囲気はよさそうだ。というか、いまそのページを額の脂で汚してしまった。ときどきそういうことになる。不器用な自分を呪う。まあ、いいか。ずっと手元に置いておくつもり
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