詩の日めくり 二〇一八年十一月一日─三十一日/田中宏輔
二〇一八年十一月一日 「現実」
現実はきびしいね。だけど、がんばろう。がんばる仲間がいれば、だいじょうぶ。
二〇一八年十一月二日 「考察」
ぼくというものを媒体として、さまざまなものが結びついていく。
ぼく自身も結びつけるものであると同時に結び付けられるものである。
二〇一八年十一月三日 「詩論」
イメージが言葉をさがしていたのか、言葉がイメージをさがしていたのか。
二〇一八年十一月四日 「ルーシャス・シェパード」
ルーシャス・シェパードの短篇集『竜のグリオールに絵を描いた男』を読み終わった。これから、寝るまで、シェパー
[次のページ]
戻る 編 削 Point(12)