影響く/水宮うみ
 
生臭い未来と生乾きの過去。失っていく、生きていく牛。



この詩(うた)が永遠に続けばいいと思ったこともあった気がする。



イリュージョンのようなイマジネーションが、イルカショーにはいたんでしょうね。



歩き慣れた道を綺麗だと思うには十分な月日だったよ。



引用された街で星屑崩す。印刷の風、骨に落として。



あの時の気持ちが何色だったかも、分からないけどそれでいいんだ。



腕時計外し時間から抜け出し、自然のなかへ帰っていった。



目に映るすべての色に挨拶をしてしまいそうなくらいに晴れだ。



人はみな
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