詩の日めくり 二〇一八年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
ー『死の姉妹』を108円で買い直した。むかし読んだけど、だれかに譲ったみたいで、部屋の本棚にはない本だった。M・ジョン・ハリスンの作品が冒頭に置かれていたので、もう一度、買ったのだ。タイトルを見ても、一作も読んだ記憶にないものばかりだった。じっさい、冒頭のM・ジョン・ハリスンの作品「からっぽ」を読んでも記憶になかったものだった。また、再読したのだけど、M・ジョン・ハリスンの「からっぽ」は意味があまりわからない作品だった。長篇の『ライト』(国書刊行会)や『パステル都市』(サンリオSF文庫)はすばらしかったのだけれど。

 日知庵の帰りに、きんつばと、麦茶を買ってきた。きょうは、これで終わりだな。
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