詩の日めくり 二〇一八年三月一日─三十一日/田中宏輔
年三月十九日 「意地の悪い作家、大好き。」
依頼された詩ができたのだけれど、音がなめらかすぎて、ちょっとしばらくほっておくことにした。音は多少凸凹したほうがおもしろいし。凸凹の音のものを想像するだけで楽しい。北園克衛とかね。
別の詩を思いついたので、依頼された詩は、いまワード添付で送付した。戦争を描いた詩を思いついた。じっさいの戦争を知っているわけではないので、想像だけど。戦争について書くのははじめてだろうな。まず専門用語を調べなくちゃならないな。ひとつも知らないもの。機関銃くらいかな。ミサイルとか。
いま日知庵から帰った。きょうもヨッパである。寝るまえの読書は、イギリ
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