詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日/田中宏輔
 
たえたぼくやけれど、さすがに、4、50時間も眠っていなかったためだろうか、しんどくて、お酒も、水で薄めた焼酎のロックを3杯しか飲めなかった。しかし、そのムチャをしたおかげで、新しい詩集の編集がうまくいったのだけれど。よいことと、よくないことは差し引きゼロなのだ。

 詩人の友だちのFBでのコメントに「静かなドレス」とあって、すかさず「静かなストレス」なんて言葉を思いついた。ポオの「神の心臓」の概念は、確実にぼくに影響を与えていて、その概念を利用した詩句を、ぼくは、「陽の埋葬」の一作に用いた。「サクラ」が出てくるので、4月辺りに投稿するつもりだ。


二〇一八年二月十日 「美術手帖」

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