自由律俳句「食べられる退屈」(129)/遊羽
 
 叢に身を隠しその一部となる

 うきうきと舞い出でて地下鉄降りる

 みほとけの姿見るまで経唱え

 一見て十知る 十見て一に返る

 源流に近づく正月飾りの灰捨てに

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