詩作は継続してゆく/ジム・プリマス
 
しずしずと夜が明けてゆく
早朝からクラッシックを流している
近所迷惑な騒音の確信犯だ
ただのPCスピーカーだけど
サブ・ウーハーを備えているだけあって
ハーマン・カードンの電気クラゲは
かなり迫力のある音がする
荘厳な旋律が流れて
6時の湿った空気を振動させる
詩作には歌詞のないクラッシックのほうがいい
朝食の代わりに甘いカフェラテを飲みながら
ワードの画面を開いて
片手でパソコンのキーを打つ
かなり涼しいのでトレーナーをきて
足元には電源の入ってない
電気毛布を巻き付けている
朝の詩作を継続しながら
詩の投稿サイトに行って
ログアウト、ログインを繰り返す
ポイントがはいっているどうかを
確かめるために
赤字でポイント通知が入っていると
とても嬉しい
朝の詩作はこんな感じで始まる
美しいアリアが流れてきた
霊感を高めて言葉を選ぼう
想いのままに詩作は継続してゆく

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