きみに/梅昆布茶
 
もういいのです
きみは鼻血をださないように

恋も科学なのです
かったるいものもぶっ飛ばして
でも恋は愛よりもましかもしれません

たくさんの恋の集積と
未知の涙や動揺とともに
初めての喜びを忘れないで

恋だって分析的或いは統合的だったり
証明を伴わない個人の証明なんです

きみの恋はとても正当で
きみの理念も理解できるから

やってみれば良いさ結果は出るから
分からないものはいいんだ
わかる部分からはじめよう

たわわに実る秋ばかりではないかもしれないけれど
時には愛されないつよさも必要かなっておもうんだ

そこからたぶん新しいきみが
創世されてゆくのかもしれないのだから





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