人見知り/
ミナト 螢
遠くで感じる
君の視線が好き
どこかで別のものを
見ていたとしても
決して交わることのない
光を信じた僕は
いつか惑星になれたら
君の目の奥に
手を付いて
靴を脱ぎたいと思った
浮き輪の代わりに
話をしよう
騒がしい心を
瞼で閉じて
迷い込む世界に
カーテンが揺れる
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