夜を生きてゆく/秋葉竹
なにをしていても時は過ぎてゆく
その道を
歩き続けてゆく
やわらかな蝶が舞う
あかるい春も
逃げられない太陽に
照らされる過酷な夏も
月をみあげて愁う
静かな秋も
希望もみえず心まで凍る辛い
悲しみの冬も
たとえばいまは、
夏かも知れず
あるいは心は、
冬かも知れない
死をそばに置いた
凄い時代を生きている
なにをしていても時は過ぎてゆく
その道を
歩き続けてゆく
あのときあれをやっていればとか
いつも同じいい訳ばかりしても
こんな悪習慣はきっぱりやめてやる
けれどそれはいつも「あしたから」
けれど生きてゆく
や
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