自由律俳句「食べられる退屈」(54)/遊羽
 
 似たもの同士も好き嫌いはあり

 星に冴えを感じぬ熱帯夜

 別れゆく友さらばの言葉もなく

 留守電の件数だけ溜息

 日常に意味を求める理由とは

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