短歌千首迄は詠めない/
こたきひろし
出会いたい計り知れないこの思いインターネットの靄はらいのけ
暗闇に裸電球パッとつけ余計感じた部屋の暗さを
闇雲に歩きつづける愚かしさ辿り着けない道は狭まり
一度だけ産まれていつか一度死ぬその約束はどこでしたっけ
星あかり月の明かりと街明かり夜の底へと俺は沈んで
持ち前の暗さだったら持つているそれでも欲しいあんたが欲しい
この世からあの世へ渡る川の舟この夜の夢にあらわれて乗る
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