憑いてる貴様/朝焼彩茜色
 
毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような 
憑いているような
毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている
帰りたいと気安く表現などしたくない
この悪戦苦闘の肉眼をしかりとつけて憑いてる糞をぶっ飛ばす
私の肉体に触るんじゃない
うなじを見るんじゃない
 優し過ぎたのか 罪人は罪人になった理由がある
 100歩下がれば分かること
 私は優し過ぎた 故の憑依か生霊か
 考え過ぎとうたう世間との狭間で 
 私は私の考えしか頼りにしない
憑いてる貴様へ
 あの世で見とけよ
 貴様が葬るように
 私は強くなる
 私の弱気に重きを置く
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