飢えた魂は余計な肉をつけない(リロード)/ホロウ・シカエルボク
 
分かっている、だから躍起になって書こうとするのだ、口先の小競合いで目先の勝ちを拾い合うような、間の抜けた真似など出来るわけがない、そんなことを続けてもどこにも行けないぜ、満足出来ないものになんて俺は興味ないんだ、満たされる、とは、どういうことか分かるかい、それはなみなみと注がれるイマジネーションだ、そしてそれは、俺自身の奥底の血が、フレーズとのまぐわいによってかたちを変えたものなのさ、いいかい、世界は物差しで測れなどしない、その尺度は目盛りなどで知ることは出来ない、お前はいつだって世の中を簡単に考え過ぎてる、真実は、考え過ぎてはいけないということはない、どれだけの要素を投げ込んでもかまわないものさ
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