詩の日めくり 二〇一五年九月一日─三十一日/田中宏輔
 
について語りながら、世界の様態について、その詳細までをもきっちりと暴露させているのだった。これには驚かされた。たった一個のジャガイモで世界の様態を暴露させることなど、思いつきもしなかったので、びっくりしたわけだが、もしかしたら、これって、部分が全体を含んでいる、などという哲学的な話でもあるわけなのかな。叙述する対象が小さければ小さいほど効果が大きい、というわけでもあるのかな。それとも、これこそが文学の基本なのかな、とも思った。


二〇一五年九月六日 「前世」


田中宏輔さんの前世は

女の

草で

25年間生きてました!!
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