陽だまり/
ミナト 螢
眩しくて片目を閉じた
世界は半分になったのに
見えない方へ
君が行ってしまうなら
僕の心臓を
側に置きたい
風が止んだら
自転車を乗り捨てて
もっと深い場所で
繋がっていたいから
陽だまりの中で
温めた背中に
これからの時間を結んで
歩き回ろう
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