詩を書くための生活と偽造/えこ
 


起きたらコーヒーを飲み 死ぬ



頬を撫でる風を感じ 世を憂う



星空に自分を映しながら ビルの屋上から

身を投げてどうした
憂いたのはこの言葉の評価
死ぬのは自分の価値観



カフェインを飲む 自己満足



脳を壊すニュース 見えない夜を疑う



星空は見えない 見えている妄想に耽

現実はどうだ
憂うほど切羽詰まってないし
余裕もないが書ける詩

逃げるように踏み込んだ歌
歌詞の意味が無意味に
深く耽る 泣けてくる
自己投影に夢中な
無味無臭な生活と
着色料に塗れた偽造

一口 苦く甘い 私の詩
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