月の裏側にある詩がほしいね/水宮うみ
 

あのときの写真みたいに笑いたい



僕はぼくの町を見ないで歩いてる



風に掻き消されても良かった言葉



月が居る 脳とか服の左側



この淡い色をそのままおいておく



憧れの瞳に焦がれる吾子をみた


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