星/
はるな
星がしゃべるとき
わたしらは無口になった
あかりをみんな消して
肌で暖をとった
嘘とそれ以外
世界にあるものの
すべてを好きだった
言葉は
いくらでもあるのに
引き抜こうとすると
胸がいたんだ
痛いままいる
でも もうすぐ
それも忘れる
戻る
編
削
Point
(10)