詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日/田中宏輔
た。
ショック療法かしらん。
すると、またまた、剛くんからコメントが
ヴァレリーの兎みたいですね。
ぼくのお返事
そうね。
そして、その驚きが長続きしないように
切花も
ポエジーも
瞬間的沸騰をしたあとは
じょじょに
あるいは
急激にさめていくという点でも酷似してますね。
ふたたび熱されることはあってもね。
まえより熱せられることは
まれですね。
シェイクスピアや
ゲーテくらいかな。
ここに
パウンドをくわえてもいいかな。
あと
ボードレールくらいかな。
きのう
おとつい
ずいぶんむかしの自分
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