あなたとくらすた日々/花形新次
 
三畳一間の
小さな木賃宿
窓の下には鶴見川
日雇い労働者6人
あなたは私の
マスクを見つめ
三密すぎるねって
言ったのよ
若くない私は
何もかもが怖かった
なかでも一番クラスターが
怖かった
[グループ]
戻る   Point(1)