送る日々/水宮うみ
だけ光があって、夜がおわるまでそこで待ってた
嬉しいと思ったことがあなたにもきちんと伝わっていてほしい
夜を歩くときの匂いや砂利を踏む音や冷たさが、好きすぎる
「うん」という言葉が句点のようになり、会話が途切れ、窓の外を見る
疲れたら文字を一旦横に置いて言葉のないキャッチボールをしよっ?
雨上がり 光を反射した涙たちが、きらきらと笑っている
もういない誰かのことをきみと書き あなたと呼んで、その人と暮らす
もう二度と行けないことはわかってたけど、「また行こう」と笑顔で言った
だれもが鼻歌
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