good bye/madoka
「あこがれてたから何なんだ
動かないとまるで価値がないみたい
笑ってないと人間じゃねぇなんて 知るかよ
おまえらの笑いオレには通用しねぇんだよ」
こんな言葉を残してオレは二次会から飛び出した
おっ ドラマのワンシーンじゃん。
って 今日からオレは独りである
安易な共感と口だけの約束
客観的な安っぽいウソの笑い声
オレが本当に見抜く事ができんのは?
もう 待たなくていいんだ
なんだよ。こんなんでしかないってワメイテ
だけど どうしても君が言葉を記号化することによって
幸せになれるのなら オレはなにも言わないよ
行けばいい
じゃあ 今の二人はなんなの?ときかれても
きっと いきずまった答え
もしもただ 揺れうごくだけの世界だとして
これでもかっていうくらい
傷つけてしまったら心の罪人になり
ぽっかりと空いた暗闇の住人になればいい
ごめんな
負けないと思ったのは君と対等でいたかったから
溢れだす愛と欲で
まみれていたかったから
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