母船/
あらい
じ続けて成層圏へ
記憶から落果する 棄てきれず列んで白紙に戻す僥倖、紅葉の時雨にはまだ肥溜めにも宿らない 蓄積された時 老化を早めていく。君と僕との、おかしな裸を繋いでキメラを創る。毒蛾の鱗粉に由った私は胚に生り 今まさに瑠璃色のからくり 幼稚な知恵の輪 蜻蛉玉に茹だる極四季、殺し合いから始まるエンドロール(可愛いかな可哀想かな)
とろけてしまいたかったの。それだけで、つきたかげろうたち
ここもうみにしずむから そのうち うまれかわるきっと
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