なんだって、読まれ読まれて、なんぼなら。/秋葉竹
《そこ》では、
だれにも読まれないから、
詩を、
詩のサイトに投稿した。
詩、だから、
詩のサイトでは、
読んでもらえると想った。
でも、そこでも詩は、
読んでもらえなかった。
なら、投稿を止めようと想った。
でも、面白かったのは、
それでも、詩を書くことを止めようとは、
一切想わなかったこと。
表現したい、という
あふれる想いが、引きも切らず、
ぜんぜん止まらなかったこと。
なら、投稿を続けようと想った。
そしてこの八月で
三年になる。
詩、は
詩、の共同体でしか
読
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