なんだって、読まれ読まれて、なんぼなら。/秋葉竹
 


《そこ》では、
だれにも読まれないから、
詩を、
詩のサイトに投稿した。


詩、だから、
詩のサイトでは、
読んでもらえると想った。


でも、そこでも詩は、
読んでもらえなかった。



なら、投稿を止めようと想った。



でも、面白かったのは、
それでも、詩を書くことを止めようとは、
一切想わなかったこと。


表現したい、という
あふれる想いが、引きも切らず、
ぜんぜん止まらなかったこと。



なら、投稿を続けようと想った。



そしてこの八月で
三年になる。


詩、は
詩、の共同体でしか

[次のページ]
戻る   Point(4)