Summer in Vancouver/
 
ちまうか」
波風に乗せ答える それもアリかもな
俺もお前も出稼ぎのはずが 
随分長い間この国いるから
海に来ると母国が呼んでる気がするもんな
「そろそろ帰って来い」って
けどあの頃の決断が正しかったかなんて話は今はなし
だってほらまた太陽が傾いてる
夏が過ぎ去るのは待ったなし
向こうで馬鹿騒ぎしてるメキシカンを見習って
俺らも不安なんて何もないって顔で笑ってやろう

防水のカバンから取り出した beerとcigar
ボートの上 寝そべって 飲んでは吸う
遠くから運ばれてくる大麻の香りは
自由の国いる証

ゆっくりと気付かない間に焼けた肌は
この夏を楽しんだ証

だから夏の陽よ もう少しだけ焦がしてくれ...

























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