子宮と知/viraj
子宮
女が女が所以であり、これがあるばかりに女は貶められ、誘惑の原因となる。
女についているにもかかわらず、女自身が避ける、女からもっともとおい器官である。
自然にとって、個性は無意味であり、種のみに意味がある。
この屈辱は女によってもっとも強く体験される。
女は従ってより多くの英知を持つ。
彼女はいった。
「あんた小心者ね。」
どうして女というのは、こういう風に単刀直入に鋭く核心をついてくるんだろう。
男というのはどうしても女に歯が立たない部分がある。
男は頭で考えるが、女は子宮で直知するからだ。
女ってなんだろう。
女?下種でどうしようもない邪悪で下等な生き物さ。
しかしその下等な生き物なしには一日も生きれないのであった。
誘惑者に救済を!
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