それまでの心に/
水宮うみ
きみが笑っているときの雨音の場所をわからないまま
忘れるように暮らしているのはいつまでもきれいな夜
ぼくが知ることのない記憶でできた夢のなかで
この身体に時間が舞って過去へ変わるまでの心
なくなっていくその瞬間の思い出の声とひかり
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